スタッフコラム
往年の映画を観る楽しみ
2007/03/01 — 第159号
昨年12月の6周年記念番組『和田誠が「もう一度観たいのになかなかチャンスがない」と言っている日本映画』という長〜いタイトルの番組では、毎日ゲストが来場して和田さんとトークを行なったので、師走で閑古鳥が鳴く名画座が賑わった。■和田さんと7人のゲストとの往年の映画に対する認識は、「監督もスタッフも撮影所で修業を積んだ職人(=映画人)たちであり、知名度の低い映画でもそんな映画人たちの技術、アイデア、工夫した場面に見所が多く、何十年と経っても古さを感じない。旧作を観る時、そんな場面を見つけて観るのが面白いところであり、楽しいところでもある。」と熱く語るところが共通していた。■また、「往年の映画には、1本の作品の中にサスペンスあり、コメディ(笑い)あり、人情(涙)ありと、面白さ、楽しさがいっぱいのエンターティメント作品が多く、作り手のお客様を喜ばせたいという熱気が、スクリーンを通して伝わって来る。」ということも一致していた。■舞台台本、映画脚本の執筆のため引き篭もり宣言をしている最中にもかかわらず来場した脚本家・三谷幸喜さんは、観客として和田さんと古今東西の映画談義に花を咲かせ、学生の頃文芸坐に通った想い出話をした後で、「映画は娯楽であることを改めて感じた。作り手の熱気がお客様に伝わる映画、楽しませる映画を撮りたい。」と作り手の立場で語っていた。今年、監督する4本目の作品に期待しよう。■往年の映画で、ベストテン、賞などに入らない無名の映画の良さ、面白さ、楽しみ方、観方を、和田誠さんと豪華な7人のゲストから教えられた。今上映中の「二枚目スター“池部良”の魅力のすべて」など、これから新文芸坐がラインアップする往年の映画をお楽しみください。
— 永田稔 検索
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