スタッフコラム

フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮しているっ!

2002/03/01 — 第39号

◆4/20(土)から上映の『仄暗い水の底から』と『ジーパーズ・クリーパーズ』。今回は「ジーパーズ…」のご紹介。◆“アメリカの田舎”と聞いて映画ファンが連想するのはやはり“殺人鬼”。この映画、23年に一度大量の行方不明者が続出するという、田舎の"都市伝説”が物語の発端です。わが国の都市伝説といえば、“口裂け女”や“人面犬”、最近では米同時多発テロと絡めたイスラム人ネタなどが有名です。“口裂け女”にいたっては単なる噂にとどまらず、一部の小学校で集団下校が実施されるなど実害(?)もあったと聞きます。いや、これも都市伝説かも。◆物語前半はスピルバーグの『激突』を思わせる展開で、好奇心ゆえに主人公たちが禍へと近づく様に手に汗にぎります。この前半は、観た人の98%が面白いと回答したという調査結果が出ています(当社調べ)。……さあ後半。前半とはガラッと変わる展開で、これは評価の分かれるところです。しかし私は面白かった。2本立て観てるみたいで。とくにアレの初登場シーンでは「コイツが○○○○か! こりゃ手強そうだぁ」と身を乗り出しましたね。◆本作のウリは上記タイトルにあるとおりです。監督のヴィクター・サルヴァは佳作『パウダー』が一部に高評価されていたとはいえ知名度低し。役者も無名。が、観れば面白そう。こういう映画に1800円払うのはギャンブルだと思う方。1300円2本立ての当館で観ることを、強く、強く、オススメします。

— 関口芳雄 検索