スタッフコラム

安心して映画を観られる環境のために

2002/07/16 — 第48号

◆とても残念なことなのですが、新文芸坐にも痴漢や万引きといった不届きな行為をする人が入場しているようです。販売物がなくなっていたり、痴漢にあったという被害の苦情が、ごく稀にですがあるのです。◆万引きは無論“犯罪”です。万引きについては断固たる対応をとらせていただきます。額の多寡にかかわらず、また初犯であっても、警察には通報いたします。◆痴漢も忌々しい問題です。この文章をお読みいただいている方々のほとんどは痴漢ではないはずですから、ここでいくら「痴漢行為はいけません」と書いても無駄ですし、また常習犯がこういったお願いをきいてくれるとも思えません。そこで痴漢が映画館に入りにくい環境を作るようご協力をお願いしたいのです。◆まず、もし痴漢にあったらぜひスタッフにお知らせいただきたいということです。我々スタッフは、絶対に痴漢を許しません。ご安心ください。次に、映画は初めから観ていただきたいということ。当館では途中入場をご遠慮いただいておりますが、これはより良い環境で映画をご覧いただくためであるのと同時に、“映画鑑賞以外の目的”で来場する人を排除する効果もあります。最後に、映画は座席に座ってご覧いただきたいということです。痴漢は上映が始まっても場内後方から標的を物色しています。◆もちろん途中入場や立ち見の方がすべて痴漢であるわけではありません。それでも安心して映画を観られる環境作りのためのご協力をお願いしたいのです。「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。」

— 関口芳雄 検索